高原一能です。山口県のおすすめの温泉と観光スポットを書きたいと思います。
一つ目は、山口県の湯田温泉です。中国自動車道・山陽自動車道の小郡IC・山口ICから車で約10分の場所に位置している湯田温泉郷は、美白の湯ともいわれていて、とろとろの泉質が特徴です。泉質はアルカリ性単純温泉で、無色透明です。
湯田温泉の立ち寄り湯でおすすめの宿は、山水園です。建物は国登録有形文化財にもなっていて、建物を取り囲む庭園とともにとても趣のある旅館です。立ち寄り入浴が可能なのは、外湯の翠山の湯です。湯田温泉郷の中では、立ち寄り湯の料金が大人1,600円と少し高めの設定ですが、その価値のあるところだと思います。また紅葉のシーズンの露天風呂は本当におすすめです。
温泉を堪能したら、次は観光です。山口の観光名所といえば、まずは日本最大のカルスト台地である「秋吉台」とその地下にある鍾乳洞である「秋芳洞」です。秋芳洞は、一年中17℃くらいの気温なので、夏に涼みに行くのにおすすめの場所です。観光コースは約1㎞で、のんびり自然の産物をゆっくり見ながら歩き進めることができます。通路が狭いところもあるので、観光客が少ない時間帯(朝9時ごろ)を狙っていけば、じっくりと楽しむことができると思います。
吉田松陰の松下村塾のある萩もおすすめです。萩市は日本有数の史跡都市で武家屋敷のある街並みは城下町そのものです。松陰神社の一角にある松下村塾は歴史好きの方には外せないスポットです。高杉晋作や伊藤博文がここから輩出されたと思うと、とても感慨深いものです。
錦帯橋は、川にかかる五連のアーチを描いた木橋です。建築の勉強をしている人が多く訪れる場所でもあるそうです。そういった勉強をしてなくても、そのきれいな造りに感動してしまうほどです。錦帯橋をわたったら、清流沿いにおりて、平らな石をみつけて石投げをしている子供たちもたくさんいます。
山口でのドライブでついつい立ち寄りたいところといえば、ドライブインみちしおです。昔ながらのドライブインで、駐車場も広く運送業の人も多く立ち寄ります。ここの名物は「貝汁」です。おおきなお椀に大きなあさりがたっぷりと入ったその一杯は格別です。
高原一能が、次におすすめは唐戸市場・カモンワーフです。関門海峡の近くにあり、唐戸市場内には海の幸のお店が所狭しと並んでいて、どれを食べればいいかわからないくらいいい香りが漂っています。その中でもやはり食べるべきは山口・下関の名物であるふぐ(ふく)です。ふぐ刺しを贅沢に食べるのが一番おすすめですが、唐戸市場で気軽に食べることができるものは、ふぐのから揚げです。ふわふわの白身のから揚げは、最高においしいです。
最後にもう一つ温泉です。下関市外から北に30㎞弱の場所にある川棚温泉です。ここ川棚温泉は下関の奥座敷といわれています。その中でおすすめの温泉は、唯一の公衆浴場でもある「ぴーすふる青龍泉」です。公衆浴場なので、利用料金も大人420円です。泉質は含弱放射能、ナトリウム、カルシウム、塩化物の源泉かけ流しです。温泉家族風呂もあるので、小さい子供連れでも気兼ねなくいくことができます。そんなに大きくない建物ですが、こぢんまりとした感じ、泉質の良さが温泉好きには外せないスポットだと思います。そして川棚温泉に行ったら外せないものといえば、名物の瓦そばです。たくさん瓦そばを提供するお店はありますが、おすすめのお店は「瓦そばたかせ」です。あつあつの瓦のうえに緑色のそばがのせてあり、その上に牛肉・海苔・玉子・レモン・紅葉おろしがトッピングされています。こういう土地ならではの食べ物を、温泉とセットで楽しむことが旅行の醍醐味だと思うので、ぜひ味わってほしいです。