こんにちは、高原一能です。今回は鹿児島県の世界遺産の島でもある屋久島でよかったところを書きたいと思います。
まずは、屋久島へのアクセスは、鹿児島空港から飛行機(約35分)で行くか、鹿児島市内の高速船ターミナルから高速船で約2時間~3時間かけて行く方法があります。わたしが使ったのは、高速船です。海風を感じながら比較的大き目の高速船に乗ったら2時間はあっという間でした。その日は宿に素泊まり予定だったので、近くの食事処潮騒にいって、島の名物を楽しみました。サバのすき焼きであるサバスキは脂がのって本当においしかったです。ほかにもトビウオの刺身も鹿児島ならではの食べ物なので、ぜひ食べてほしいです。
食事を済ませたら、夜は早めに就寝です。次の日に予定している屋久島トレッキングはスタートがとても早いからです。自然を相手にするトレッキングは初心者なので個人で行うのは不安があったので、ツアーに申し込みをしました。ツアーのガイドさんが、朝4時~5時に宿まできてピックアップしてくれます。なので、寝坊さえしなければ安心安全です。トレッキングコースも4コースありますが、わたしが選んだのは一番人気のある縄文杉コースです。だいたい往復で8時間~9時間かかります。まず荒川登山口についたら、トイレを済ませて、準備運動です。7月下旬ごろにいったので、6時前でも明るかったのでそこは安心して臨むことができました。トレッキングコースは整備されているところもありますが、小さな川を渡ったり、苔や湿っていたりして滑りやすい場所も多々あったり、とても緊張の連続でした。最初はトロッコ道をひたすら歩きます。トロッコ道も歩きやすいですが、道幅もそれほど広くないので、谷に落ちないように気を付けないといけません。危ない道などはガイドさんの手を借りつつ、進んでいくと、小杉谷橋、小杉谷山荘跡などがあります。トイレ休憩や水分補給、糖分補給などをして、歩き進めていくと三代杉がります。その名の通り、孫にあたる木です。初代が倒れたあとに、二代目が生え、それが伐採されたのちに生えてきた三代目です。三代目ですが、すでに推定樹齢は350年ほどと言われています。さらに進むと仁王杉です。幹の中央にあるくぼみが口をあけているようにみえますが、それがわかるように写真にうまく収めるのは非常に難しかったです。次に待ち構えているのは有名なウィルソン株です。大人でも数名から十数名入ることのできる大きな切り株の中に入って、空を見上げるときれいなハート型の空をみることができます。見上げる向きによっては、ハート型に見えないこともありますが、それはそれで自分だけの空の形が見えてまたいいです。またさらに進むと、大王杉がります。ここは縄文杉が発見されるまで屋久島最大とされていた木で、とても大きなきです。そこから少し進むと、支えあう日本の屋久杉がありその名も夫婦杉です。夫婦杉をみたら、そこからはラストスパートです。30分程進むと、念願のゴール、縄文杉です。屋久島最大の木です。樹齢はいまだに不明とされていて神秘的すぎるのも魅力的ですよね。縄文杉は保護のために残念ながら触ることはできません。縄文杉の周りにある2カ所に展望デッキからしっかりとみることができますが、その大きさゆえになかなかうまく写真に収まりきれません。なので、この目でしっかりと見るために登る価値のある場所だと思います。この縄文杉コースには、いたるところに隠れアイテム(ゾウの鼻の形に似た幹、ハート型の木、子宝杉、ペンギンのように見える木など)のようなものがあり、個人で行くとなかなか見つけるのが大変ですが、ガイドツアーでいくと、ガイドさんがいろいろ教えてくれるので、その点も楽しかったです。