こんにちは、高原一能です。今回は、鹿児島県の屋久島のトレッキング以外のおすすめのスポットを書きたいと思います。
まずは永田いなか浜です。島に来たのなら、やはり海は外せません。ここはウミガメの上陸数が島内一といわれています。ただし、ウミガメの産卵シーズンは短く5~7月です。それも毎日確実に見ることができるわけではなく、いなか浜では事前予約した上で、産卵シーンをタイミングがあえば見ることができます。わたしが行ったときは、駐車場に事前予約した人がたくさんいましたが、産卵は残念ながらみることはできませんでした。その代わり、天気がよかったので、満点の星空、天の川、流れ星はたくさん見ることができました。
屋久島の海に行ったら、ウミガメのほかにも楽しみがあります。スキューバダイビングです。一湊海水浴場は、入り組んだ地形のため、波が穏やかでかつ海水の透明度も抜群です。スキューバダイビングは事前予約をして、指定された時間に集合場所へ向かいます。そこでウェットスーツなどの道具を一式レンタルできます。まずは陸地でレクチャーを受けて、いざ海へ。初めてでも丁寧に指導してくれるので、海の中でも安心です。海のなかでは、ヒトデをみつけて手に持ったり、熱帯魚、海水魚、ウミガメなど見たことのないきれいな魚たちと一緒に泳いだり、今までテレビの中でしかみたことのない景色を実際に味わうことができます。また、インストラクターの方が、海の中での写真をたくさん撮影してくます。海からあがったら、きれいなシャワー室やパウダールームも完備されていて、スキューバダイビングをする女性客が多いのも納得でした。また、撮影してもらった写真はDVDに焼いてもらってあとで友達と盛り上がれること間違いなしです。
海を満喫した後は、横河(よっご)渓谷へ。無料の駐車場に車を停めたら、遊歩道を10分ほど歩きます。ゆっくり遊歩道を登って行った先には、涼やかな渓谷があります。水遊びをしている中高生も多くいます。大きな花崗岩に座って、足を水につけて一休みするだけでも心休まる場所です。水遊びするなら日中がいいですが、渓谷でのんびりするなだ、日中は暑すぎるので、夕方くらいに行くのがいいかもしれません。
見るだけでも涼をとることができるとこといえば、千尋(せんぴろ)の滝です。ここも駐車場は無料です。花崗岩の一枚岩のくぼみを流れ落ちる水の勢いはすさまじく、迫力満点です。天気がいい日は滝の水しぶきのところに、虹がみえるかもしれません。
ドライブスポットといえば、屋久島灯台です。永田岬の先端にある灯台で、そこからみる水平線は格別です。天気のいい日は、口永良部島も見えることがあります。
次に、志戸子ガジュマル公園。ここは亜熱帯性植物であるガジュマルやアコウが密生して、南国気分を味わえる場所だと思います。入場料は200円で、一周10分で周ることができる歩道もあるので、時間があるときに立ち寄って海とガジュマルの写真をぜひ収めたい場所です。無料でガジュマルを見たい場合は、中間ガジュマルへ。屋久島最大のガジュマルを見て、触って、写真に収めることができます。
一通り、島を満喫したら温泉もぜひおすすめです。島内に数カ所温泉がありますが、おすすめといえば、平内海中温泉です。ただ、ワイルドな温泉なので、管理者もおらず、脱衣所もありません。干潮時だけ行くことができる、珍しい温泉です。管理者はいませんが、水着も着用不可の混浴なので、男性の利用客の方が多いです。温泉に入ることのできる時間は限られているので、潮見表で確認して行ってみましょう。
水着着用OKの温泉は湯泊温泉です。こちらも無人の野天風呂でで、海に面した岩場の温泉です。24時間入ることができるので、夜に波の音を聞きながら温泉に入るのもとても気持ちいいです。